皆さん、こんにちは。
今回は【そんな保険に入ってて大丈夫?①】の続きとなりますのでこちらもご覧下さい。
私自身、仕事で保険の見直しを3000件以上させて頂いております。
保険証券を見れば「必要」「不必要」というのがすぐわかるので興味がある方はご相談下さい。
前回までのおさらいです。
こんな方は見直しを検討しましょう。
- 加入している保険を把握していない
- 月々2万以上保険の支払いをしている
- 1年以上見直しをしていない
というお話をさせて頂きました。
そして
「安いか高いかではなく必要か不必要か」
こちらについてもお話しさせて頂きました。
今回は日本の大半の方が加入しているであろう【日系大手生保】についてです。
単刀直入に言います。
【日系大手生保】の生命保険に加入してはいけません。
その理由①
・保険料が高い
その理由②
・内容が複雑
①保険料が高い
今やネットでシミュレーションが簡単にできる時代。
しかし、【日系大手生保】は未だにできないところが半分あります。
なぜか?
[保険料が高いのがバレるから]
他社と比較すると1発で高いことがわかってしまうのです。
②内容が複雑
仮にシミュレーションできたとしても一般の方が理解するには難易度が非常に高いです。
むしろ難しいように見せているようにも感じます。
皆さん、こちらをご覧になってどんな商品かわかりますか?
・一生涯1000万の保障
・契約期間30歳〜60歳
・月払い、口座振替 男性30,090円 女性29,630円
こんな保険に入ってませんか?
2015年頃までは満期時で110%くらいだった解約返戻金ですが、2019年頃から100%を切る状況になっています。(他社だと140%以上もある)
という事は
30,090円/月×12ヶ月×30年=10,832,400円
28年(約1000万払込み)に死亡すればトントン、生きればマイナス。
早く死亡するとプラス。。。
更に言うと、残された家族は1000万で安心できますか?
一般的に葬儀代で200万〜250万かかると言われています。
残り750万で配偶者、お子様を守れるのでしょうか?
老後資金、養育費、教育費軽く2000万以上かかるでしょう。
前回述べたように、「保障」「医療」「貯蓄」は分けるべきだと話しました。
【保障】
上記のように死亡したらもらえる商品のことを指します。
2000万の保障を得るのに必要な金額もこちらで解説しています。
しっかりライフプランを立てた上でいくら保障が必要なのかを考えていく必要があります。
人によっては1000万で足りるかもしれないですし、1億でも足りない方もいらっしゃると思います。
【医療】
もし新型コロナウィルスに感染したら、、、公的機関と民間保険会社からいくら出るかご存知でしょうか?
こちらもブログ書いているのでご覧下さい。
答えから言うと、
『医療費はいらない』
皆さんは日本の医療制度の凄さに気付いていますか?
私達は知らぬ間に最強の医療保険に加入しています。
それは【健康保険】です。
さて、ここで問題です。
ある病気をし入院、治療費に100万かかってしまいました。
自己負担はいくらになるでしょう?(民間医療保険未加入)
①100万円
②50万円
③10万円
答え③です
所得にもよりますが年収370万〜770万であれば10万程の自己負担です。
でも何日も入院したらお金どんどんかかってしまうわ。
その通り、良いところに気付きましたね。
現在は医療の進化により腹腔鏡手術や内視鏡手術などで体の負担が少ない手術方が一般的になっているので、1泊や日帰りで済むことも多いんです。
そうなんですね!
安心しました。
私自身は入院日額5,000円+先進医療2000万の医療保険に加入しています。
保険料は2000円/月の掛け捨てです。
最低限この位入っても良いでしょう。
ありがとうございます。
参考になりました。
先進医療とは…
厚生労働省が定める高度の医療技術を用いた療養等をいいます。
すべて自己負担となるので必ず入ることをお勧めします。
例えばがん治療に用いられる重粒子線治療。
こちらは300万+通常の診療費用かかります。(自己負担)
この先進医療は医療保険+100円でも付けられますのでご検討下さい。
基本的に医療費がかからないことがお分かり頂けたかと思います。
本当にお金がかかる先進医療に入っているかチェックしましょう。
【2−2.運用】
[結論〕
保険で運用はお勧めできません。
運用の中身をご存じでしょうか?
基本的にお客様の資産を減らさないことを重きを置いているので強気な運用ができないように国が縛りつけています。
保険会社によって異なりますが、大抵が公社債(日本国債等)で運用されます。
理由は極めて【安全性が高い】から。
こちらが日本国債の利回りです。
ある外資系の保険会社は世界株式(MSCI)であったり有名ファンドで運用しているところもあります。
こういった商品は利回りが少し高いので運用する上では良いと思いますが、お金を増やすなら「株式投資」「不動産」「副業」で増やす方がよっぽど良いでしょう。
運用や副業に関してはこちらをご覧下さい。
保険会社の仕事はお金を増やすことではなく、保障を提供する仕事です。
まとめ
逆説的なことを言うと、こんな人なら保険で運用した方が良いと思います。
◇資産運用が怖い人
◇とにかくお金を減らしたくない人
リスクに対して過剰に反応する人は貯金より保険で積み立てた方が良いと思います。
日本人は金融に対して悪い意味で敏感です。
「稼ぐことが悪い」「資産運用は怪しい」「預金が1番良い」
ほんの30年前であればこれで良かったんだと思います。
ゆうちょに預けていれば12%利回り出ましたから。
今はそういう時代ではありません。
国も守ってくれない時代だからこそ、自分で自分の将来を考え資産を作っていかなければいけません。
しっかりお金に働いてもらうために勉強して保険や資産運用を活用していきましょう。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
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[…] 【そんな保険に入ってて大丈夫?】でも記載しましたが、保険は【高いか安いか】ではなく【必要か不必要か】で判断するべきです。 […]