皆さん、こんにちは。
今回のテーマは【ドルコスト平均法】です。
投資や資産運用される方の1番怖い事、それは…
[資産が減る事〕
ではないでしょうか。
もしリスクを下げて資産運用できたとしたら少し前向きに取り組めますよね。
という事で、今回はこんな方に見て頂きたいです。
◇投資に興味がある
◇安全に資産運用したい
◇長期で資産を作りたい
今回のテーマを学んで頂くと以下の未来が手に入ります。
⭐︎投資がスタートできる
⭐︎リスクを下げて資産運用ができる
⭐︎基準となる指標がわかる
では見ていきましょう。
損して増やす?!ドルコスト平均法とは
積立投資家にとっては、絶対に知っておきたいのが
ドルコスト平均法
です。
ドルコスト平均法
ドルコスト平均法とは…
ドルコスト平均法とは…
株式や金融商品を買う際の手法。
毎月定額を長期に渡り購入していく事により高値掴みのリスクを避けることができる。
例えば積立投信などで毎月一定額を積み立てると、価格が高いときには少なく、安いときには多く買い付けるため、毎月一定量(口数)を買う方法よりも、結果的に買付単価が平準化することができる。
時間分散のメリットもある。
文章だけだとわかりづらいと思うので図で説明していきます。
一括投資と毎年積立の比較です。
[一括投資の場合]
バナナは100円でスタートし、10年後に300円になりました。
ということは、10万→30万になりました。
リンゴも100円でスタートし、10年後に100円になりました。
ということは、10万→10万になりました。
一括投資の場合、最終的な価格が勝負を決めます。
上がれば勝ち、下がれば負けです。
[積立の場合]
毎年1万円ずつ購入なので、
年数 | バナナ価格 | 個数 | リンゴ価格 | 個数 | |
1年 | 100円 | 100個 | 100円 | 100個 | |
2年 | 150円 | 67個 | 75円 | 133個 | |
3年 | 175円 | 57個 | 50円 | 200個 | |
4年 | 200円 | 50個 | 40円 | 250個 | |
5年 | 225円 | 44個 | 30円 | 333個 | |
6年 | 250円 | 40個 | 25円 | 400個 | |
7年 | 275円 | 36個 | 30円 | 333個 | |
8年 | 290円 | 34個 | 50円 | 200個 | |
9年 | 300円 | 33個 | 75円 | 133個 | |
10年 | 300円 | 33個 | 100円 | 100個 | |
496個 | 2,183個 |
個数に注目して下さい。
最終的にリンゴの方が増えました。
これはリンゴの値段が下がった時に「たくさん買えた」からです。
積立の場合、相場が上がっても勝ち下がっても勝ちとなります。
損して得を取れとはこの事を指しています。
リスクを回避できる
投資には様々なリスクが存在します。
それらをどう回避していくのかが資産を増やせるかどうかの1つの指標ともなります。
主なリスク
・マーケットリスク
・為替リスク
[マーケットリスク]
投資しているマーケット(市場)の価値が下がる事を言います。
例えば、金利、株式、債権、金などあらゆる物が当たります。
自分が投資している物が下落していくのはとても不安です。
今のマーケット相場もかなり変動しているので不安定です。
そんな中でも味方になってくれるのがドルコスト平均法。
先程説明したように下落がチャンスになります。
「33歳でFIRE厚切りジェイソン氏」でもお伝えしましたが、どれだけ値が下がっても売らないと話していたのはこのドルコスト平均法を使っているからです。
[為替リスク]
ドルで商品を購入する際は為替が関係してきます。
現在(2020/5/5)ドル/円は106円です。
ドルの需要が高ければドル高(円安)となり、円の需要が高ければ円高(ドル安)となります。
ドル建一括で商品を買う場合、1ドル100円の時に10,000ドル(100万)で預けたのが、1ドル120円の時に売却すると120万(12,000ドル)になります。
逆に1ドル80円の時に売却すると80万(8,000ドル)になります。
一括の場合、為替の影響で上下することがあります。
ドル建て積立の場合、1年目が1ドル100円、2年目1ドル110円、3年目1ドル120円…
となるので定額購入することにより単価を平準化でき為替リスクを軽減することができます。
ドルコスト平均方は絶対的か
ここまで話をすると「絶対負けない」みたいに聞こえるかもしれません。
しかし、ドルコスト平均法もやり方を間違えると負ける可能性もあります。
ドルコスト平均方の弱点
ここまで聞くと
ドルコスト最強じゃん!
と思いますが
実はそんな事ないんです。
ドルコスト平均法にも弱点があります。
先程の図です。
もしリンゴが最終的に30円までしか戻らなかったら…
30円×2183=65,490
となり少なくなります。
為替にも問題があります。
もし円高の60円が続いたら…(可能性は低いですが)
10,000ドル預けて(100万)、その後運用がうまくいき15,000ドル(150万)になりました。
しかし円高で60円になると90万(9,000ドル)になってしまします。(15,000ドル×60円)
しかしこれらを回避する方法があります。
ある条件に適応したところに投資する
どうしたらこれらを回避することができますか?
上がり相場に投資をすること、これが1番です。
過去のデータを見ればどこが伸びそうなのか分かります。
代表的なものからご紹介していきましょう。
【S&P500】
アメリカの代表的な株価指数です。
アメリカ大型株の銘柄で構成されている。
Facebook、Apple、Amazonなど有名企業が入っている。
過去の成績を見てもかなり上がり相場となっています。
この20年2.5倍以上になっています。(30年4倍)
こちらは日経平均株価です。
日経平均株価(日経225)
日本の株式市場の代表的な指標の一つ。
日本の大手企業が名を連ねる。
ここ20年で1.4倍にしか増えていません。(30年0.7倍)
どちらの方が上がり相場でしょう?
またこのように経済が上がっている場所には共通点があります。
それは
【人口の増加】
[人口増加→消費が増える→企業が潤う→給料が上がる〕
このサイクルになります。
日本は…
人口が増加される地域は可能性高いでしょう。
まとめ
ドルコスト平均法はあらゆる相場に対応できる手法です。
特に投資初心者の方はまず覚えて損はないでしょう。
しっかり上がり相場を見てコツコツ積立していくのが安心ですね。
人生、今が1番若い時です。
どんどん行動していきましょう。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
コメント
[…] ドルコスト平均法を使えばなお良いでしょう。 […]
[…] ということは、長期で【ドルコスト平均法】を活用しながらリスクを軽減していくやり方が良いです。 […]