みなさん、こんにちは。
元外資系ホテルマンのマリルトリップです。
今回は【日本株vs米国株 なぜ日本株より米国株が上昇しやすいのか】です。
読んで頂いた方には以下のような未来が待っています。
◇米国株の優位性がわかる
◇投資先が明確になる
◇分散投資の意味がわかる
私自身、投資の中心は米国企業やインデックスです。
昔は日本株も持っていましたが(現在も少し保有)、分散投資の一部というくらいです。
なぜこのような考え方になったのか。
様々な角度から見ていきましょう。
理由①人口
当然ながら人口が増えることは経済的が潤うことを指します。
【人口が増える→消費が増える→企業が潤う→雇用が生まれる】
このような好循環となります。
では日本の人口はこれからどうなっていくでしょうか?
2050年以降は1億人を割るようです。
ということは必然的に経済は下火となります。
一方、アメリカはどうでしょう。
アメリカは上昇していますし、現在3億人を超え、2050年には5億人に達するとも言われています。
明らかに日本とは違います。
人口ピラミッドを見てもわかるように、若い世代も人口がいるので日本のように消費が落ちることは想定しにくいでしょう。
つまり、日本企業はこれから成長するには内需がほとんど見込めないということ。
そして外需に頼らざるを得ません。
理由②過去のチャート比較
上記のグラフは日経平均株価と米国株の同行を表す【S&P500】指数です。
【NYダウ指数】は30銘柄を対象に構成されているのに対し、【S&P500】はその名の通り500銘柄を対象にしています。
そこで、とり正確な動向を知るためにこの日経平均株価(赤)とS&P500(青)を比較したのがこの図です。
見てわかる通り、日本株よりも【S&P500】の方が上昇していることが分かります。
ただし、注意したいのは米国株は単純に上昇しているだけではないということ。
このグラフに補助線を入れるとよく分かります。
ちなみに、日本株にも補助線を入れるとこのようになります。
このように米国株はどちらかというと直線的に上昇しています。
しかし、日本株は凸凹を繰り返しながら上昇しています。
米国株は日本株に比べて上昇しやすいことがわかるでしょう。
だからこそ、日本株よりも米国株の方が投資するのに優れていると言えます。
理由③企業の成長力
【時価総額GAFAM】でもお伝えしましたが、GAFAMを中心に成長著しい企業がどんどん出てくるアメリカ。
日本の企業も成長していますが、アメリカ企業に比べると見劣りします。
日本人とのマインドの違いも大いにあると思います。
《挑戦するアメリカ人》vs《慎重な日本人》
どうしても受動的な日本人、自ら行動する気持ちや主体的に動くことを恐れます。
何度もお伝えしていますが、【失敗】しないと【経験】となりません。
仕事が終わってテレビを付けて、ご飯を食べて、寝る。
また朝起きて満員電車へ乗り、行きたくない仕事をして…
これが本当に生きたい人生でしょうか?
絶対に違いますよね。
一人一人が主体性を持って、自分の意思を持って行動しない限り日本はアメリカには勝てません。
アメリカに勝つためではありませんが、日本が元気になりません。
それでも日本株を保有する理由
これだけアメリカ推しをしながらも、私は【日本株】を保有すべきだと思っています。
それは《分散投資》の観点です。
我々日本人のことは日本人が一番知っているはずです。
《どんな会社なのか》《社長はどういう人なのか》を知ることができます。
アメリカ企業も知ることができますが、英語ができなくては本当の中身までを知ることはできません。
また私も個人的に応援している企業があります。
そんな企業の株は保有しています。
数字的な観点だけでなく、《好き》《嫌い》も判断基準です。
特に今はどの企業も業績が落ち込んでいます。
応援の意味も込めて保有することも私は大事だと思います。
まとめ
【日本株vs米国株 なぜ日本株より米国株が上昇しやすいのか】を述べてきました。
ポイントは以下の3つ。
①人口
②過去のチャート比較
③企業成長力
これから始める初心者も米国株でのスタートで良いでしょう。
【S&P500】や【ナスダック】のようなインデックス型の積立から始めるのがリスクも低く良いと思います。
日本株をディスりたい訳ではありません。
私も日本は大好きですし、これからも住んでいく国なので応援しています。
投資という意味ではアメリカに及んでいないのが現状です。
世界の中心、アメリカ株や投資信託、ETFは一つポートフォリオに組み込ませておきましょう。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
コメント