【知らないと損!】今年から「確定申告」が変わる!【4つの変化】

経済

皆さん、こんにちは。

元外資系ホテルマンのマイルトリップです。

今回は【今年から確定申告が変わる!】についてです。

こんな方はご覧下さい。

✔︎会社員で確定申告をする必要がある

✔︎フリーランスの人

✔︎扶養をされてる人

結論からいうと

高所得者への増税

会社員だけの優遇が狭まる

詳しく内容をまた行きましょう。

所得税の仕組み

まずは所得税の仕組みからお話ししていきます。

給与収入-(給与所得控除)-人的控除(基礎、配偶者、扶養)=課税所得

課税所得×税率(5-45%)=所得税

税率は【課税所得】にかかります。

年収500万の人は、

500万-158万(給与所得控除)-48万(基礎控除)=294万(課税所得)

となります。

※生命保険、介護医療保険、個人年金保険に加入されている人はこれらを控除となります

大きな4つの変化

・基礎控除

・給与所得控除

・青色申告特別控除

・扶養控除

【基礎控除】

「基礎控除」は改正前は所得金額に関わらず一律年間38万円となっていましたが、今回の改正で「10万円引き上げられ48万円」となりました。
同時に、一定の所得層以上は一律の控除は必要ないという考えから、年間所得2,400万円以上の方は段階的に控除額が引き下げられ、2,500万円を超える所得層の基礎控除額は0円となります。

【給与所得控除】

「給与所得控除」とは、会社員や公務員などの給与所得者が勤務する上での必要経費として年収から差し引くことができる控除ですが一律で10万円引き下げられました。
また、控除の要件である給与所得の上限が1,000万円から850万円となります。(ただし、23歳未満のいわゆる子育て世代は「所得金額調整控除」が設定され適用外)
同時に給与所得の上限も220万円から195万円と変更されました。

【青色申告特別控除】

全国商工新聞より引用

青色申告特別控除額は現行の65万円から55万円に、引き続き65万円の青色申告特別控除を受けるためには、55万円の青色特別控除の適用要件に加え、電子帳簿保存またはe-Tax(電子申告)による申告が必要です。

【扶養控除】

基礎控除は38万円から48万円へ、給与所得控除は65万円から55万円となりました。

基礎控除は10万円増えたものの、給与所得控除は10万円下がり、基礎控除(48万円)と給与所得控除(55万円)の合計金額が103万円で変わらないため、結果的に103万円の壁に変更はありませんでした。

まとめ

【今年から確定申告が変わる!】について解説してきました。

【今日の内容】

・高所得者層の基礎控除と給与所得控除が薄くなり増税

・850万以下の給与所得者は変化なし

・確定申告はe-taxですべき

高所得者にとっては、マイナスのニュースとなります。

副業されている人や事業所得がある人は、自分で経費を計上できます。

今回のようなニュースで気付かなければいけないのは、【何もしなければ手残りが少なくなる】ということ。

国や会社の奴隷になってしまわないよう、自分の意思や行動で人生を動かせる人が、人生自由に生きられます。

皆さんは自分の意思で人生を動かしていますか?

今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。

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