皆さん、こんにちは。
元外資系ホテルマンのマイルトリップです。
今回のテーマは【年金運用 過去最高益12兆5000億円の黒字】です。
【GPIF運用成績-17兆円】の際にもお伝えしましたが、GPIFはとても優秀です。
しかし、一部の方がこんな事を言っていました。
年金をしっかり運用して欲しい。
株式と債権は危ないわ。
それは大きな間違いです。
その理由をお伝えしていきます。
GPIF(年金積立管理運用独立行政法人)の2020年第1四半期(4-6月)の運用益が約12兆5000億円の黒字であった事がわかりました。
過去の最高益は2016年の約10兆5000億円でした。
GPIFの宮園理事長は以下のようにコメントしています。
2020年度第1四半期(4月~6月)は、新型コロナウイルスを封じ込めるためのロックダウンが各国において徐々に解除に向かい、経済活動の再開や各国政府による手厚い財政政策・金融当局による積極的な金融緩和策を受けて米国を中心に経済指標が改善し、国内外の株式市場は大幅な上昇となりました。
また、為替は対ドルでは概ね横ばいも、対ユーロでは円安が進行しました。このような結果、4月から6月までの運用資産全体の運用実績はプラス8.30%となりました。
2001年から運用開始して累計70兆の収益を上げています。
これはものすごい事です。
特に年配の一部の方が批判的に見解を述べています。
それはなぜでしょうか?
それは《株式投資や債権は上下する危険なものだから》という認識があるからです。
投資に対して免疫がないためこのように思うのでしょう。
過去にもお伝えしていますが、30年前は銀行預金は10%でした。
そんな時代で生きてきた方は投資なんてする必要がありませんでした。
しかし今の時代は違います。
自分自身で投資をしていかなければ資産は増えません。
年金運用をバカにしている人がいたら
私は知識がありませーん!
と言ってるのと同じです。
かなり恥ずかしいです。
数字を見れば誰にでもわかります。
GPIFがどうやってここまでの運用益を上げたのか?
それは
【ひたすら買い続けた】
この一点だけ。
コロナショックで株式や投資信託で大きな損失を出してしまった方の中に耐えきれず途中売却をされた方もいます。
しかし長期投資において大事なのは《下落局面でも同じ行動する》ことです。
これがなかなか難しいところです。
上記の図にもあるように、運用はバランス良く組まれています。
これは個人投資家の方にも参考になるポートフォリオであると思います。
GPIFも人のお金を運用しているので割と守りの運用ですが、個人投資家ですともう少しリスクを追った(株式比率を高める)運用でも良いのではないかと私は思います。
今回は【年金運用 過去最高益12兆5000億円の黒字】についてお伝えしてきました。
我々の年金は安全に、かつ順調に運用されています。
しっかり情報を掴んでいる人とそうでない人の差で捉え方が大きく変わります。
情報は【知る】だけでは意味がありません。
【使う】ところまでをしなければなりません。
今回この年金の情報を得てどう自分に落とし込むのかを考えましょう。
私自身もGPIFのポートフォリオを参考にしたいと今回思いました。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
エラー: コンタクトフォームが見つかりません。
コメント
[…] 過去【GPIF】でも運用実績はご紹介しましたが、今回は直近の運用実績です。 […]