皆さん、こんにちは。
今回のテーマは【iDeCo、NISAはおすすめなのか?】についてです。
こんな方に見て頂きたいです。
■iDeCo、NISAに加入している
■これから加入しようとしている
■知っておきたい
結論から
【おすすめできません!】
何故なのかをみていきましょう。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
まずはiDeCo。
iDeCoとは
「個人型確定拠出型年金」の愛称であり、年金に加えて老後の私的年金を作るための制度。
60歳まで一定の掛金を拠出し投資信託や保険、定期預金などで運用し、60歳以降に運用した資産を受け取る。
特徴は
NISAとは
NISA口座で購入した金融商品(株や投資信託)の売買益・配当金が非課税になるシステム。
下記のの3種類の方法がある。
非課税金額120万/年×5年の通常NISA
・非課税金額40万/年×20年の積立NISA
・未成年対象で非課税金額80万/年×5年のジュニアNISA
これらは重複できず、1人1口座だけ持つことができる。
まずはiDeCoをみていきましょう。
iDeCoメリット
◇全額所得控除
◇売却益なし
◇退職所得、公的年金控除がある
掛けた金額の全てが所得控除になります。
運用した資産は「一時金」「年金」「一時金と年金の両方」の3つのいずれかの形式で受け取ることができます。
一時金として受け取る場合は「退職所得控除」が、年金として受け取る場合は「公的年金等控除」が受けられます。
例えば30歳、年収500万、掛け金1万円を60歳までの場合
所得税 年間12,000円
住民税 年間12,000円
税制優遇額合計24,000円
60歳までに税制優遇額720,000円
詳しく見るには以下のシミュレーションをご覧ください。
iDeCoデメリット
■60歳まで引出しできない
■銘柄を選定ができるか
■買える商品が少ない
《60歳まで引き出せない》
一番の問題は60歳まで引き出せないこと。
30歳の人の場合、30年間動かすことができません。
30年間縛られるのは流動性が悪過ぎます。
《銘柄を選定できるか》
銘柄を自分で選ばなくてはならないのも大変です。
資産運用の経験がない人には難しいでしょう。
《買える商品が少ない》
海外ファンドもあるが、良い商品がない。(しかも円建て)
もっと良い商品は海外にはあります。
次はNISAです。
NISAメリット
◇売却益がかからない
◇換金が自由
◇手数料の低さ
《売却益がかからない》
iDeCoと同じように通常かかる売却益がかかりません。
《換金が自由》
iDeCoと大きく違うのは、流動性です。
いつでも引き出すことが可能です
《手数料が安い》
また信託報酬1.5%以下と決められているのでコストを低く抑えられます。
NISAデメリット
■上限がある
■通常NISA と積立てNISA併用不可
■損益通算できない
《上限がある》
NISA年間120万/年×5年
積立てNISA40万/年×20年
と上限があります。
金額をコントロールできません。
《通常NISA,積立てNISA併用不可》
また通常NISA、積立てNISAを併用することができません。
どちらかを選び必要があります。
《損益通算できない》
従来の特定口座での取引と損益通算ができません。
確定申告による3年間の損失の繰り越し処理の対象外です。
結論
【おすすめできません!】
iDeCo,NISAの制度ができたのはここ数年です。
何故この制度ができたかご存知ですか?
国としては日本にあるタンス預金(年配の方が持っている資産)や個人リテラシーがない人に対して「投資をしましょう」とうたい、お金を出させるのが目的なのです。
これは憶測ですが、国が個人を守りきれないと判断しているのではないかと思います。
年金制度、社会保険制度が国全体を守りきれないため、私的年金として行っているのです。
もちろん、所得控除含めやる意味はあります。
しかし、資産を増やす目的であればもっと良いファンドや運用先はあります。
私自身、海外のファンドを直接購入しています。
年間利回り8%前後は出ています。
そのような商品はiDeCo,NISAにはありません。
結論
【おすすめはできません!】
現在何も投資されていない方はやってみるのも一つだと思います。
何事も経験ですからご自身で取り組んでみて良し悪しを判断するのが良いです。
しかし私自身、より良い商品を知っているのでわざわざやる必要はないと考えています。
高所得者であれば所得控除目的で入るのはアリですが。
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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コメント
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