皆さん、こんにちは。
今回のテーマは【厚生年金と国民年金 現在もらっている人の年金額と繰り下げ受給のメリット】です。
【年金改正法】によってパートタイマー等の短時間労働者の厚生年金の適用拡大、そして年金受給開始時期の選択拡大、確定拠出年金の加入可能年齢の引き上げ等の変更がありました。
年金は将来の私たちの老後生活を支える貴重な収入源です。
しかし、実際は「自分は現役時代に払った保険料分の元は取れるのか?」と不安に思っている人も少なくないと思います。
そのような方の不安を解消するための情報を今回は発信していきます。
■支払っている保険料の意味がわかる
■私的年金いくら必要かがわかる
■早く始めれば始めるほど楽になる
私自身も将来の不安で悩むことがありました。
【年金はもらえるのか】【いつまで仕事を続けなければいけないのか】【老後ジリ貧になりたくない】などの不安です。
色んなことを学べば学ぶほど未来が見えるようになります。
そして、方法が分かりあとは実践するだけの段階まで来ました。
今の目標は40歳までに安定したキャッシュフローを月/300万円作ること。(あと6年半)
主には【事業】【高配当株】【不動産】メインです。
話が少し逸れましたが、今回は【年金】について学んでいきましょう。
現在厚生年金をもらっている人の受給額は?
主に会社員としてお勤めをされてきた方が厚生年金をいくらもらっているかを見ていきましょう。
厚生労働省「厚生年金保険・国民年金事業年報」(平成30年)のデータを元にしています。
《男性》
・30万円〜 1.9万人
・25〜30万円 31万人
・20〜25万円 228万人
・15〜20万円 428万人
・10〜15万円 267万人
・5〜10万円 106万人
・〜1万円 9万人
《女性》
・30万円〜 (1000人未満)
・25〜30万円 4千人
・20〜25万円 6.4万人
・15〜20万円 40万人
・10〜15万円 212万人
・5〜10万円 233万人
・1〜5万円 30万人
・〜1万円 3.6万人
平均年金月額は全体で¥143,761円、うち男性が¥163,840円、女性が¥102,558円。
男性は15〜20万円受給者が最も多く、全体の40%程です。
女性は5〜10万円が44,3%と半数に近い割合を占めているという結果に。
現在年金を受給している世代では男性の平均受給額が女性の平均受給額より多く、また受給者も男性が1081万人に対し女性が527万人です。
第一号被保険者(自営業)と第三被保険者(専業主婦)の国民年金収入はいくらか?
先程の会社員が国民年金と厚生年金の2階建てで年金を受け取れるのに対し、1階部分である国民年金しか受け取れません。
現在の国民年金受給額を見ていきましょう。
《男性》
・7万円〜 36,5万人
・5〜7万円 1,149万人
・3〜5万円 206万人
・1〜3万円 28万人
・〜1万円 1,3万人
《女性》
・7万円〜 142万人
・5〜7万円 1020万人
・3〜5万円 572万人
・1〜3万円 101万人
・〜1万円 7万人
平均年金月額は全体で¥55,708円。男性が¥58,775円、女性が¥53,342円。
あまり差がありませんね。
受給者数は男性が1423万人に対し、女性が1843万人。
毎月払っている年金保険料は元が取れるのか?
会社員の方は会社を通じて強制的に年金保険料を収めています。
自営業者は納付書で支払うか口座振替の手続きをして支払います。
果たして元は取れるのでしょうか?
結論、長く生きれば元が取れます!
計算をしてみましょう。
【第一被保険者のと第三被保険者の場合】
国民年金保険料は月額16,540万。
仮にこのままの金額で推移した場合、20歳から60歳まで納付したとすると、トータル納付額は約800万円。
それに対して上記の数字を照らし合わせると、毎月平均約5,5万円です。
この金額を20年間受給すると、トータル受給金額は約1320万円。
要は12年以上受給することができれば元が取れます!
【厚生年金の場合】
厚生年金の場合、年収によって変わるので年収500万の設定にします。
目安ですが35年間勤めた人の場合、500万円÷200×35年=¥875,000円。
老年基礎年金約¥750,000円と合わせると¥1,625,000円。
年間約45万円保険料×35年=1,575万円
ということは、
要は約10年以上で元が取れる計算です。
繰り下げ受給のメリット
年金受給額を最大84%増にする方法があります。
それが【繰り下げ受給】です。
現行では公的年金は65歳から受給開始します。
しかし、受給開始年齢を引き下げることにより、毎月の受給額を増やすことが可能です。
さらに今回の【年金制度改正法】により、この繰り下げ可能年齢が70〜75歳まで引き上げられます。
受給開始年齢を70歳にすると42%増になり、さらに上限の75歳まで繰り下げると84%増となります。
仮に年間100万円受給している人の場合、年間184万円受給できことになります。
さすがに75歳までは気が遠く感じる方はもう少し早めの受給でも良いでしょう。
あとはプランニング次第です。
まとめ
【厚生年金と国民年金 現在もらっている人の年金額と繰り下げ受給のメリット】をお伝えしてきました。
年金は少なからず私達は受給できるでしょう。
考えて頂きたいのは、これ以上の金額を受給できると思わないことです。
期待値を上げずに【私的年金】作りをしていきましょう。
iDeCo、NISAで株式投資、投資信託、ETFなどで長期積み立てが投資の王道です。
特に【S&P500】がおすすめです。
現状を把握し、必要金額を割り出して今からできることをしていきましょう。
人生今が1番若い日です!
行動していきましょう!
今回も最後まで読んで頂きありがとうございました。
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